水遊びはなぜ危険なの?
「少しの水だから大丈夫」と思っていても、子どもは顔がついてしまうと自力で起き上がれないことがあります。
実は、
- バケツの水
- ビニールプール
- 数センチの水たまり
- 水遊び用のたらい
などでも事故は起こる可能性があります。
子どもは、
- バランスを崩しやすい
- 危険を予測できない
- 興味のあることに夢中になる
という特徴があり、大人が想像していない行動をとることも少なくありません。
水遊び中に起こりやすい事故
①溺水事故
最も注意したい事故です。
- 顔が水につく
- 滑って転倒する
- ビニールプールで転ぶ
- バケツに頭から入ってしまう
溺れる時は、大きな声を出せないこともあります。
「静かに溺れる」という言葉があるように、気付いた時には危険な状態になっていることもあります。
②転倒事故
水で滑りやすくなっているため、
- 頭を打つ
- 歯をぶつける
- 骨折する
などの事故も起こります。
対策
- 走らない約束をする
- 滑りにくいマットを使用する
- 足元をこまめに確認する
③熱中症
水遊びをしていると暑さを忘れてしまいます。
- 顔が赤い
- 元気がない
- 水分を飲まない
- ぼーっとしている
このような様子が見られたら注意が必要です。
対策
- 20~30分ごとに休憩する
- 水分補給をする
- 日陰を準備する
- 帽子を着用する
保育現場で気を付けたいポイント
子どもから目を離さない
「先生、見て!」
「タオル取って!」
ほんの数秒でも事故は起こります。
- 必ず複数人で見守る
- 役割分担を決める
- 一人で対応しない
ことが大切です。
人数確認を徹底する
- 始まる前
- 水遊び中
- 終わった後
必ず人数確認を行いましょう。
「さっきいたはず」が一番危険です。
水の深さに注意する
乳幼児の場合は、
- 水は少なめにする
- 必要以上にためない
- 遊び終わったらすぐに水を捨てる
ことを心掛けましょう。
家庭でできる事故防止
水遊びの約束を決める
- 大人と一緒に遊ぶ
- 走らない
- 押さない
- 水をかけすぎない
- 一人で遊ばない
小さい子どもにはイラストなどを使って伝えるのもおすすめです。
使用後は必ず片付ける
- ビニールプール
- バケツ
- 水風船用の容器
- たらい
水を入れたままにしておくのは危険です。
遊び終わったら、
- 水を抜く
- 片付ける
- 子どもの手の届かない場所へ置く
までをセットにしましょう。
水遊び前の健康チェック
以下の場合は無理をせず、水遊びを控えましょう。
- 発熱
- 下痢
- 咳がひどい
- 目の充血
- 元気がない
- 食欲がない
- 寝不足
体調が万全でない時は、事故や熱中症につながることがあります。
事故が起きた時の対応
もし、
- 顔色が悪い
- 呼びかけに反応しない
- 呼吸がおかしい
などの様子が見られたら、
- 周囲に助けを呼ぶ
- すぐに救急要請を行う
- 呼吸の有無を確認する
- 必要に応じて心肺蘇生を行う
普段から園内での緊急時対応を確認しておくことも大切です。
まとめ
子どもの水遊びは、楽しい思い出になる反面、大きな事故につながる危険もあります。
安全に楽しむためのポイント
- 子どもから目を離さない
- 水は少量でも危険と考える
- 複数人で見守る
- こまめな人数確認をする
- 水分補給と休憩を忘れない
- 遊び終わったらすぐに水を捨てる
- 体調チェックを行う
「少しだから大丈夫」と思わず、「事故はいつでも起こりうる」という意識を持つことが、子どもの命を守ることにつながります。
楽しい夏の思い出を、安全に過ごせるよう、ぜひ今日から水遊びの環境を見直してみてください。


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