子どもの嘔吐処理の正しい方法|感染を広げないためのポイント

嘔吐処理の正しい方法 ブログ

子どもが突然嘔吐!どう対応すればいい?

子どもは体調を崩した際に突然嘔吐することがあります。特に冬場に流行するノロウイルスなどの感染性胃腸炎では、適切な処理をしないと家族や周囲の人へ感染が広がる可能性があります。

慌てずに対応できるよう、正しい嘔吐処理の方法を知っておきましょう。


嘔吐処理で準備するもの

嘔吐処理をする際は、以下のものを準備します。

  • 使い捨て手袋
  • マスク
  • エプロン(使い捨てが望ましい)
  • ペーパータオルや新聞紙
  • ビニール袋
  • 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)
  • バケツ
  • 使い捨ての布や雑巾

嘔吐処理の手順

① 換気をする

窓を開けて空気を入れ替えます。ただし、嘔吐物を掃除機で吸い取ることは避けましょう。ウイルスが空気中に広がる可能性があります。

② 手袋・マスクを着用する

処理する人は、手袋とマスクを着用します。可能であればエプロンも着用しましょう。

③ 嘔吐物をペーパーで覆う

嘔吐物の上にペーパータオルや新聞紙を静かにかぶせます。

④ 外側から内側へ拭き取る

飛び散った範囲を含め、外側から内側へ向かって拭き取ります。使用したペーパー類はすぐにビニール袋へ入れます。

⑤ 消毒する

次亜塩素酸ナトリウムを用いて消毒します。

消毒液の作り方(0.1%)

家庭用塩素系漂白剤(濃度5%程度)の場合、

水500mLに対して漂白剤10mL(ペットボトルのキャップ約2杯)

を目安に作ります。

※使用前に製品の表示を確認してください。

消毒液を浸したペーパーで汚染部分を拭き、10分程度置いた後、水拭きをします。

⑥ 使用したものを処分する

手袋やペーパーなどは、ビニール袋の口をしっかり縛って廃棄します。

⑦ 最後に手洗いをする

石けんを使い、30秒程度かけて丁寧に手を洗いましょう。


衣類や寝具が汚れた場合は?

嘔吐物が付着した衣類は、まず汚れを取り除きます。

その後、

  1. 次亜塩素酸ナトリウムで消毒(色落ちに注意)
  2. 熱湯消毒(85℃以上で1分以上)
  3. 通常通り洗濯

を行います。

洗濯物を他の衣類と一緒にせず、別で処理すると安心です。


病院を受診する目安

次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 水分が取れない
  • 半日以上尿が出ていない
  • ぐったりしている
  • 顔色が悪い
  • 血液が混じった嘔吐や便がある
  • 強い腹痛を訴える
  • 生後3か月未満の赤ちゃんの嘔吐

脱水症状は子どもにとって危険です。心配な場合は無理をせず受診してください。


まとめ

子どもの嘔吐は突然起こるため、保護者も慌ててしまいます。しかし、正しい方法で処理することで感染拡大を防ぐことができます。

「手袋・マスクの着用」「適切な消毒」「最後の手洗い」

この3つを意識し、家庭でも落ち着いて対応できるよう備えておきましょう。

もし嘔吐が繰り返される、水分が取れないなどの様子が見られた場合は、早めに医療機関へ相談してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました