「何回言ったら準備するの?」
「もう出る時間だよ!」
「早く着替えて!」
毎朝、こんな言葉を言ってしまっていませんか?忙しい朝は、大人も子どもも余裕がなくなりがちです。しかし、少しの工夫で朝の支度はグッとスムーズになります。
今回は、子どもが自分から動きやすくなる朝の支度のコツをご紹介します。
朝の支度が進まない理由
子どもが朝の支度を嫌がるのには理由があります。
- 何から始めればいいか分からない
- 遊びたい気持ちが強い
- 時間の感覚がまだ身についていない
- 睡眠不足で体が目覚めていない
- 「やらされている」と感じている
「やる気がない」のではなく、「難しい」と感じている場合も少なくありません。
① 前日の夜に準備しておく
朝の負担を減らすためには、前日の準備がおすすめです。
- 洋服を用意する
- 保育園や学校の持ち物を確認する
- 水筒やハンカチを準備する
- 靴下までセットしておく
「明日の準備は寝る前のお約束」と習慣にすると、朝の時間に余裕が生まれます。
② 支度の見える化をする
子どもは「次に何をするのか」が分かると行動しやすくなります。
朝の支度表の例
- 起きる
- トイレに行く
- 顔を洗う
- 着替える
- 朝ごはんを食べる
- 歯を磨く
- 荷物を持つ
- 靴を履く
イラストや写真を使った「支度カード」を作るのもおすすめです。
終わったら裏返したり、シールを貼ったりすると達成感も味わえます。
③ タイマーを活用する
「あと5分で着替えようね」よりも、タイマーを使う方が子どもには伝わりやすいです。
- 着替えは5分
- 朝ごはんは15分
- 歯磨きは3分
「ピピッと鳴ったら次へ行こう!」とゲーム感覚にすると楽しみながら取り組めます。
④ 早くではなく具体的に伝える
「早くして!」は、子どもには何をすればいいのか伝わりにくい言葉です。
NG
- 「早く!」
- 「まだなの?」
OK
- 「靴下を履こう。」
- 「次はお顔を洗おう。」
- 「あと3分で出発だよ。」
具体的な声掛けをすることで、子どもは行動しやすくなります。
⑤ 朝のテレビや動画は最後にする
テレビや動画は楽しい反面、支度が止まってしまう原因にもなります。
- 支度が終わったら5分だけ見る
- 朝食が終わったら見られる
など、ルールを決めておくと切り替えやすくなります。
⑥ できたことをたくさん褒める
- 「自分で着替えられたね!」
- 「今日は歯磨きが早かったね。」
- 「忘れ物がなかったね!」
結果だけでなく、頑張った過程を認めることが大切です。
子どもは認められることで、「また頑張ろう」という気持ちが育っていきます。
⑦ 朝に余白の時間を作る
ギリギリの時間設定では、大人も子どもも焦ってしまいます。
- 10分早く起きる
- 出発の15分前には支度を終える
- 少し遊べる時間を作る
「頑張ったら少し遊べる」という楽しみがあると、支度への意欲も高まります。
年齢別のポイント
2~3歳
- イラストの支度表がおすすめ
- 1つずつ声を掛ける
- 褒めることをたくさん意識する
4~5歳
- タイマーを活用する
- 自分で選ぶ機会を作る
- 「次は何をする?」と考えてもらう
小学生
- 前日の準備を習慣化する
- 時間を意識する声掛けをする
- 自分でスケジュールを確認する
まとめ
朝の支度をスムーズにするためには、「早くして!」を減らし、「分かりやすく伝えること」がポイントです。
- 前日に準備する
- 支度を見える化する
- タイマーを使う
- 具体的に声を掛ける
- テレビのルールを決める
- たくさん褒める
- 時間に余裕を持つ
完璧にできなくても大丈夫です。少しずつ習慣にしていくことで、子どもは自分で行動する力を身につけていきます。
ぜひ、ご家庭に合った方法を取り入れて、笑顔で1日をスタートしてくださいね。


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