運動会が近づくと、
「今年はどんな競技にしよう?」
「子どもたちが楽しめる競技を取り入れたい」
「毎年同じ内容になってしまう……」
と悩む先生も多いのではないでしょうか。
運動会は、子どもたちが日頃の遊びや活動の中で身につけてきた力を発揮し、友だちと一緒に楽しむ大切な行事です。
そこで今回は、0歳児から5歳児まで楽しめる運動会競技のアイデアを年齢別に20個紹介します。
競技を考えるときは、勝ち負けだけではなく、子どもたちの発達や「やってみたい!」という気持ちを大切にしていきましょう。
- 運動会の競技を考えるときのポイント
- 1.ハイハイ&よちよちレース
- 2.親子でおさんぽ
- 3.くだものをどうぞ!
- 4.どうぶつさんになりきりレース
- 5.お買い物ごっこレース
- 6.親子でおさんぽサーキット
- 7.おばけちゃんをやっつけろ!
- 8.くだものひろい競争
- 9.忍者になって修行だ!
- 10.宝物を探せ!探検レース
- 11.おいしいお弁当を作ろう!
- 12.へんしん!動物レース
- 13.みんなで運ぼう!ボール運び
- 14.デカパン競争
- 15.しっぽ取りリレー
- 16.クラス対抗リレー
- 17.障害物リレー
- 18.みんなで力を合わせて!大玉運び
- 19.じゃんけん列車リレー
- 20.クラスみんなで挑戦!協力サーキット
- ① テーマを決める
- ② 子どもたちと一緒に作る
- ③ 練習も遊びの延長にする
- まとめ
運動会の競技を考えるときのポイント
運動会の競技を考えるときには、次のようなポイントを意識すると、子どもたちが無理なく楽しめます。
① 年齢や発達に合わせる
同じ「走る」競技でも、0~2歳児と4~5歳児ではできることが大きく違います。
年齢だけでなく、
- 歩くことが楽しい
- 走ることが楽しい
- ジャンプができる
- 友だちと協力できる
- ルールを理解して楽しめる
など、子どもたちの発達に合わせて内容を考えましょう。
② 普段の遊びを取り入れる
運動会だからといって、特別な練習をたくさんする必要はありません。
普段から楽しんでいる、
- 追いかけっこ
- サーキット遊び
- マット遊び
- ボール遊び
- リズム遊び
などを競技に取り入れると、子どもたちも安心して参加できます。
③ 「できた!」を大切にする
運動会では、順位だけに注目するのではなく、
「最後まで走れた」
「一人で跳べた」
「友だちと一緒にできた」
「応援できた」
という一人ひとりの成長を認めることが大切です。
【0歳児】おすすめ運動会競技
0歳児は、競技というよりも「親子で楽しむ時間」として考えるのがおすすめです。
1.ハイハイ&よちよちレース
保護者のところまでハイハイや歩いて進みます。
途中にお気に入りのおもちゃや先生を配置すると、子どもたちも進みやすくなります。
ねらい
- ハイハイや歩行を楽しむ
- 保護者との触れ合いを楽しむ
2.親子でおさんぽ
保護者と手をつないだり、抱っこをしたりしながらゴールを目指します。
途中で「くぐる」「またぐ」などの簡単な動きを取り入れても楽しいでしょう。
3.くだものをどうぞ!
子どもが好きなくだものをテーマにした親子競技。
「りんごを取りに行こう!」など、簡単なストーリーを作ると盛り上がります。
【1歳児】おすすめ運動会競技
1歳児は、歩く・走る・くぐるなど、さまざまな動きを楽しめる競技がおすすめです。
4.どうぶつさんになりきりレース
「うさぎさん」「ぞうさん」「くまさん」など、好きな動物になりきってゴールを目指します。
途中で、
- トンネル
- マット
- フープ
などを置くと、簡単なサーキットになります。
5.お買い物ごっこレース
好きな食べ物やおもちゃを取りに行き、先生や保護者のところまで運びます。
普段のごっこ遊びをそのまま運動会に取り入れられるのがポイントです。
6.親子でおさんぽサーキット
親子で一緒に、
「トンネルをくぐる」
↓
「マットを歩く」
↓
「フープを通る」
↓
「ゴール!」
という流れで楽しみます。
【2歳児】おすすめ運動会競技
2歳児は、「自分でやってみたい」という気持ちを大切にした競技がおすすめです。
7.おばけちゃんをやっつけろ!
おばけのイラストや風船などを使って、子どもたちが退治する競技。
「おばけを見つけた!」
「えいっ!」
と、ゲーム感覚で楽しめます。
8.くだものひろい競争
床に置いたくだものを拾って、かごに入れてゴールします。
「赤いりんごを探そう!」など、色や種類を指定しても楽しめます。
9.忍者になって修行だ!
忍者になりきって、
- くぐる
- またぐ
- ジャンプする
- 走る
などの動きを取り入れます。
「忍者ポーズ!」をゴールにしてもかわいいですね。
【3歳児】おすすめ運動会競技
3歳児は、簡単なルールを取り入れた競技も楽しめるようになります。
10.宝物を探せ!探検レース
探検隊になって宝物を探しに行く競技です。
途中に、
- フープ
- トンネル
- 平均台
- マット
などを用意して、探検コースを作ります。
最後に宝箱から宝物を見つければゴール!
11.おいしいお弁当を作ろう!
「おにぎり」「たまごやき」「くだもの」などのカードやアイテムを取りに行き、お弁当を完成させます。
競技とごっこ遊びを組み合わせられるので、子どもたちも楽しみやすい内容です。
12.へんしん!動物レース
カードを引いて、その動物になりきってゴールします。
「うさぎ!」
ならジャンプ。
「ぞう!」
なら大きくゆっくり歩くなど、動物ごとに動きを変えてみましょう。
【4歳児】おすすめ運動会競技
4歳児になると、友だちと一緒に取り組む競技もおすすめです。
13.みんなで運ぼう!ボール運び
2人または数人でボールを運びます。
タオルや大きな布を使ってボールを運ぶと、協力する楽しさも味わえます。
ねらい
- 友だちと協力する
- 相手の動きを意識する
- 最後まで取り組む
14.デカパン競争
大きなパンツを2人で履いて走ります。
「せーの!」と声を掛けながら進む必要があるため、自然と友だちとの協力が生まれます。
15.しっぽ取りリレー
チームに分かれて、しっぽを取るゲーム。
単純なリレーとは違い、走るだけではなく相手を意識する楽しさがあります。
※安全面を考え、人数やスペースを調整しましょう。
【5歳児】おすすめ運動会競技
5歳児は、ルールを理解しながら友だちと協力する競技がおすすめです。
16.クラス対抗リレー
運動会の定番競技です。
ただ走るだけではなく、
「どうしたらバトンを上手に渡せるかな?」
「どうしたらチームで速く走れるかな?」
と子どもたち自身で考える時間を作るのもおすすめです。
17.障害物リレー
さまざまな障害物を組み合わせます。
例えば、
- フープジャンプ
- マット前転
- 平均台
- 跳び箱
- 走ってゴール
など。
子どもたちの得意な動きを取り入れましょう。
18.みんなで力を合わせて!大玉運び
大きなボールを数人で運びます。
「落とさないようにしよう!」
「もっと右!」
など、友だちと声を掛け合うことが大切になります。
19.じゃんけん列車リレー
走っていき、相手チームとじゃんけん。
勝ったら進み、負けたら戻るなど、ルールを工夫します。
運動だけではなく、判断力や友だちとの関わりも楽しめます。
20.クラスみんなで挑戦!協力サーキット
最後は、クラス全員で協力してゴールを目指す競技。
例えば、
「ボールを運ぶ」
↓
「フープをくぐる」
↓
「マットを転がる」
↓
「みんなでゴール!」
など、複数の動きを組み合わせます。
順位をつけるのではなく、「みんなで最後までできた!」ことをゴールにするのもおすすめです。
運動会を盛り上げる3つの工夫
① テーマを決める
競技ごとにテーマを作ると、運動会全体に統一感が出ます。
例えば、
- 冒険
- 動物園
- 海
- 宇宙
- お祭り
- 絵本の世界
など。
競技名もテーマに合わせると、子どもたちのワクワク感が高まります。
② 子どもたちと一緒に作る
4~5歳児なら、
「どんな競技がしたい?」
「どんな障害物があったら楽しい?」
と子どもたちに聞いてみるのもおすすめです。
子どもたちのアイデアを取り入れることで、「自分たちの運動会」という気持ちにつながります。
③ 練習も遊びの延長にする
運動会前だからといって、毎日同じ競技を繰り返す必要はありません。
普段の遊びの中に、
「今日はリレーごっこしよう!」
「忍者になってみよう!」
「みんなでボールを運んでみよう!」
と取り入れるだけでも十分です。
楽しみながら繰り返すことで、自然と動きが身についていきます。
運動会で大切にしたいこと
運動会というと、「勝った・負けた」「速い・遅い」に目が向きやすくなります。
しかし、子どもたちにとって大切なのは、結果だけではありません。
「去年より速く走れるようになった」
「一人で跳べるようになった」
「友だちを応援できた」
「最後まで頑張れた」
「みんなと一緒に楽しめた」
そんな一人ひとりの成長こそ、運動会で大切にしたい姿です。
先生も子どもたちと一緒に楽しみながら、素敵な運動会を作っていきましょう。
まとめ
今回は、保育園・幼稚園で楽しめる運動会競技を年齢別に紹介しました。
競技を決めるときは、
- 子どもの発達に合わせる
- 普段の遊びを取り入れる
- 「できた!」を大切にする
- 友だちと協力する楽しさを取り入れる
- 安全面に配慮する
ことがポイントです。
「運動会だから特別なことをしなければ」と考えすぎず、普段の子どもたちの姿から競技を考えてみると、子どもたちらしい運動会につながります。
今年の運動会も、子どもたちにとって「楽しかった!」と思える一日になりますように。

コメント