子どもの「集中力」は、生まれつき決まっているものではありません。遊びを通して少しずつ育っていく力です。特に乳幼児期は、「好き!」「楽しい!」と感じながら夢中になる経験が、集中力を伸ばす大切な土台になります。
今回は、年齢別に楽しめる集中力を育てる遊びと、家庭や保育園でできる関わり方を紹介します。
子どもの集中力は何歳から育つの?
子どもの集中できる時間の目安は次のようにいわれています。
| 年齢 | 集中できる時間の目安 |
|---|---|
| 1~2歳 | 3~5分 |
| 3歳 | 5~10分 |
| 4歳 | 10~15分 |
| 5~6歳 | 15~20分 |
個人差はありますが、「長時間座っている=集中力がある」というわけではありません。好きな遊びに夢中になっている時間も立派な集中です。
集中力を育てる遊び【1~2歳】
①積み木遊び
- 積む
- 崩す
- 並べる
「あと1個!」と夢中になれる遊びです。
②シール貼り
- 丸の中に貼る
- 色ごとに貼る
- 自由に貼る
指先を使うことで集中力だけでなく、手先の発達にもつながります。
③ボール落とし
- ペットボトルの口に入れる
- トイレットペーパーの芯に落とす
「入った!」という達成感が次への意欲になります。
集中力を育てる遊び【3~4歳】
④パズル
- 9ピース
- 16ピース
- 30ピースなど
少しだけ頑張ればできる難易度がおすすめです。
⑤粘土遊び
- 丸める
- 型抜き
- 食べ物作り
創造力も同時に育ちます。
⑥宝探しゲーム
- 部屋の中に隠す
- ヒントカードを用意する
最後まで諦めずに探す力が身につきます。
⑦お絵描き
- なぞり描き
- 色塗り
- 自由画
完成を目指すことで集中する経験ができます。
集中力を育てる遊び【5~6歳】
⑧間違い探し
- 3つの違いを探す
- 少しずつ難易度を上げる
観察力も育ちます。
⑨ブロック遊び
- 家づくり
- 車づくり
- 動物づくり
完成をイメージしながら考える力も身につきます。
⑩カードゲーム
- 神経衰弱
- カルタ
- トランプ
ルールを守りながら集中する力を養います。
⑪折り紙
- 動物
- 花
- 飛行機
順番を覚えて進める経験ができます。
全年齢におすすめの遊び
⑫リトミック
音楽に合わせて体を動かすことで、
- 集中力
- 判断力
- 表現力
を育てます。
⑬読み聞かせ
- 最後まで聞く
- 想像する
- 内容を考える
聞く力や想像力も伸ばしてくれます。
⑭ひも通し
- ビーズ
- ストロー
- ボタン
指先を使う遊びは集中力アップに効果的です。
⑮迷路遊び
- 簡単な迷路
- 少し難しい迷路
「最後までやり切る力」が育ちます。
集中力を伸ばす親の関わり方
①「早くして!」と言わない
子どもは考えながら遊んでいます。急かされると集中が途切れてしまいます。
②途中で口を出しすぎない
- 「どうする?」
- 「次は何かな?」
と見守ることも大切です。
③褒めるポイントを変える
NG
- 「すごいね!」
GOOD
- 「最後まで頑張ったね」
- 「よく考えていたね」
- 「諦めなかったね」
結果より過程を褒めることが集中力を伸ばします。
④テレビやスマホを消す
遊びの時間だけでも、
- テレビを消す
- 音を減らす
- おもちゃを出しすぎない
環境を整えることも大切です。
集中力を育てるために大切なこと
集中力は「頑張って身につける力」ではなく、「夢中になる経験」を積み重ねることで育っていきます。
- 好きな遊びを見つける
- 最後までやってみる
- 達成感を味わう
- 「できた!」を積み重ねる
大人が焦らず見守ることで、子どもの集中力は少しずつ伸びていきます。
まとめ
- 集中力は遊びの中で育つ
- 年齢に合った遊びを選ぶことが大切
- 結果ではなく頑張った過程を褒める
- 「夢中になれる時間」を増やしていくことがポイント
今日から5分でも、子どもが夢中になれる時間を作ってみてくださいね。


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