秋の行事といえば「お月見」。
保育園や幼稚園では、お月見にちなんだ製作をしたり、絵本を読んだり、お月さまを眺めたりする機会もありますよね。
でも、
「お月見って、どうしてするの?」
「子どもにはどう説明したらいい?」
「保育で楽しめる活動は何がある?」
と悩むこともあるのではないでしょうか。
今回は、お月見の由来や子どもへの伝え方、保育園や家庭で楽しめる遊び・製作アイデアを紹介します。
お月見とは?
お月見は、秋の美しい月を眺めながら、収穫への感謝や豊作への願いを込める日本の伝統的な行事です。
特に有名なのが「十五夜(じゅうごや)」です。
十五夜は旧暦の8月15日の夜を指し、現在の暦では9月中旬~10月上旬ごろにあたります。
この時期は空気が澄んでいて、月がきれいに見えることから、昔の人々は月を眺めながら秋の夜を楽しんでいました。
お月見では何をお供えするの?
お月見といえば「月見団子」を思い浮かべる人も多いですよね。
月見団子には、秋の収穫への感謝や、これからの健康・豊作への願いが込められています。
また、地域によっては、
- ススキ
- 里芋
- さつまいも
- 栗
- 枝豆
- 秋に収穫される野菜や果物
などをお供えします。
なぜススキを飾るの?
お月見にススキを飾るのにも意味があります。
ススキは、稲穂に似ていることから、豊作を願う気持ちと結びついています。
また、昔からススキには魔除けの意味もあると考えられていました。
子どもには、
「ススキは、お米がたくさん実るように願って飾るんだよ」
と、簡単に伝えてあげると分かりやすいでしょう。
子どもにはどう伝える?お月見の簡単な説明
小さな子どもに昔の暦や行事の由来を詳しく説明しても、なかなか理解するのは難しいですよね。
そこで、年齢に合わせて簡単に伝えることが大切です。
- 乳児の場合
「今日はお月さまを見てみよう」
「まんまるのお月さまだね」
など、まずは月に興味を持つことを大切にします。
- 3~4歳児の場合
「秋になると、お月さまがとってもきれいに見えるんだよ」
「昔の人も、お月さまを見ながら秋を楽しんでいたんだって」
など、短い言葉で伝えます。
- 5歳児の場合
「お月見は、秋に食べ物がたくさんとれることにありがとうってする行事なんだよ」
「お団子やススキを飾って、お月さまを眺めるんだよ」
と、行事の意味まで少しずつ伝えていくとよいでしょう。
保育園で楽しめる!お月見製作アイデア
お月見は製作活動との相性も抜群です。
① お月さまとうさぎの製作
黄色や白の画用紙を使って、大きなお月さまを作ります。
そこに折り紙や画用紙で作ったうさぎを貼れば、かわいいお月見製作の完成です。
背景を紺色や黒色にすると、夜空の雰囲気が出ます。
② スタンプでお月さま製作
丸いスポンジやタンポを使って、黄色のお月さまをスタンプします。
乳児クラスでも取り組みやすい活動です。
月の周りに星を描いたり、シールを貼ったりすると、それぞれ違った作品に仕上がります。
③ 紙皿でお月見製作
紙皿を黄色く塗り、お月さまに見立てます。
その上にうさぎや団子、ススキなどを貼っていきます。
立体的に仕上げたい場合は、紙粘土やティッシュなどを使って月見団子を表現するのもおすすめです。
お月見におすすめの遊び
製作だけではなく、遊びを通してお月見を楽しむのもおすすめです。
- 🌕 お月さま探しゲーム
部屋の中に「お月さま」のイラストを隠します。
「お月さま、どこかな?」
と探しながら楽しみます。
見つけたら、
「まんまるのお月さまだね!」
とみんなで確認してみましょう。
- 🐰 うさぎになって遊ぼう
「うさぎさんみたいにジャンプしてみよう!」
と声をかけ、うさぎになりきってジャンプ遊び。
室内でも体を動かして楽しめます。
- 🌾 ススキに触れてみよう
本物のススキを用意できる場合は、実際に触れてみるのもおすすめです。
「ふわふわしてるね」
「何色かな?」
など、子どもたちの気づきを引き出します。
※植物を使用する場合は、子どもが口に入れたり、ケガをしたりしないよう十分に配慮しましょう。
お月見の絵本を楽しもう
お月見の時期には、月やうさぎ、秋をテーマにした絵本を取り入れるのもおすすめです。
絵本を通して、
「お月さまって丸くなったり細くなったりするんだね」
「うさぎさんが月にいるのかな?」
など、子どもたちの興味を広げることができます。
行事の説明だけで終わらせず、絵本→製作→遊び→実際に月を見るという流れにすると、子どもたちの記憶にも残りやすくなります。
お月見の日に月を見てみよう
お月見の一番の楽しみは、やっぱり実際のお月さまを見ること。
夜になったら、親子で空を見上げてみましょう。
「今日はどんな形かな?」
「昨日より丸くなったかな?」
「雲があるね」
など、会話を楽しむだけでも十分です。
毎日少しずつ月の形が変わっていくことに気づくきっかけにもなります。
保育士さんがお月見を伝えるときのポイント
お月見の由来をすべて詳しく説明する必要はありません。
大切なのは、子どもたちが
「お月さまってきれい!」
「もっと見てみたい!」
と思えること。
特に乳幼児期は、難しい説明よりも、
- 実際に月を見る
- 絵本を読む
- 製作をする
- 歌を歌う
- 体を動かす
- 秋の自然に触れる
といった体験を大切にしていきましょう。
まとめ
お月見は、子どもたちが秋の自然や日本の伝統文化に触れることができる行事です。
「十五夜って何?」
「どうして団子を飾るの?」
といった疑問をきっかけに、季節の変化や食べ物への感謝についても伝えることができます。
今年のお月見は、ぜひ子どもたちと一緒に夜空を見上げてみてください。
保育園では、製作や絵本、遊びを組み合わせながら、子どもたちが楽しみながらお月見に親しめる活動を取り入れてみてはいかがでしょうか?🌕
「今日はどんなお月さまかな?」
そんな会話から、秋の季節を楽しんでみましょう。


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