10月は、どんぐりやまつぼっくり、色づく木々など、秋ならではの自然に親しめる季節です。運動会や遠足、いもほり、ハロウィンなど、子どもたちが楽しみにしている行事もたくさんありますね。
そんな10月の保育に取り入れたいのが、季節を感じられる歌や手遊び歌です。
歌を通して秋の自然や食べ物に興味を持ったり、友だちや保育士と一緒に体を動かしたりすることで、毎日の保育がより楽しくなります。
今回は、保育園・幼稚園で10月におすすめの歌15曲を、年齢の目安や保育での楽しみ方と合わせて紹介します。
10月におすすめの歌15選
1. どんぐりころころ
秋の歌といえば、子どもたちにも親しみやすい「どんぐりころころ」。
どんぐりが転がる様子をイメージしながら歌えるので、秋の自然に興味を持つきっかけになります。
おすすめの年齢: 0〜5歳児
保育での楽しみ方
- 手を丸めて、どんぐりが転がる動きを表現する
- どんぐりを見つけに散歩へ出かける
- どんぐりの製作活動につなげる
乳児クラスでは保育士がゆっくり歌いながら動きを見せ、幼児クラスでは実際のどんぐりを観察してから歌うのもおすすめです。
2. まつぼっくり
まつぼっくりを題材にした、秋にぴったりの歌です。
繰り返しのある歌詞と親しみやすいリズムで、小さな子どもたちも楽しめます。
おすすめの年齢: 1〜5歳児
保育での楽しみ方
- 手のひらを使って、まつぼっくりの形を表現する
- 秋の自然物を探す散歩の前に歌う
- まつぼっくりの写真や実物を見せる
本物を見せながら歌うと、歌に出てくるものを身近に感じられます。
3. きのこ
秋の味覚や自然に親しめる、元気いっぱいの歌です。
リズムに合わせて体を動かすことで、歌う楽しさだけでなく、全身を使って表現する楽しさも味わえます。
おすすめの年齢: 1〜5歳児
保育での楽しみ方
- きのこの形を手で表現する
- 音楽に合わせて体を揺らす
- 画用紙や折り紙できのこを製作する
きのこの製作を行う前に歌えば、活動への期待も高まりそうですね。
4. 大きな栗の木の下で
手遊びをしながら楽しめる定番の歌です。
友だちや保育士と動きを合わせることで、まねをする楽しさや一緒に遊ぶ喜びを感じられます。
おすすめの年齢: 0〜5歳児
保育での楽しみ方
- 歌に合わせて手や腕を動かす
- 保育士の動きをまねする
- 慣れてきたら友だちと向かい合って楽しむ
0歳児にはゆったりとした動きを見せ、幼児クラスでは動きを大きくしたり、速さを変えたりしても楽しめます。
5. やきいもグーチーパー
いもほりや焼きいも会の導入にぴったりの手遊び歌です。
最後にじゃんけんを取り入れることで、歌に参加する楽しさが広がります。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- グー・チョキ・パーの手を作る
- 友だちとじゃんけんをする
- いもほりごっこや焼きいもごっこにつなげる
じゃんけんが難しい子どもには、まず手の形をまねするところから始めましょう。
6. 虫のこえ
秋の夜に聞こえる虫の鳴き声を楽しめる歌です。
虫の名前や鳴き声に触れることで、身近な自然への関心を育むきっかけになります。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- 虫の鳴き声をまねする
- 虫の写真や絵本を見ながら歌う
- 散歩先で虫の声に耳を傾ける
歌の中の鳴き声を、声の大きさやリズムを変えて表現するのもおすすめです。
7. とんぼのめがね
秋の空を飛ぶとんぼをイメージしながら歌える一曲です。
散歩や戸外遊びでとんぼを見つけたときにも、歌を思い出して楽しめます。
おすすめの年齢: 0〜5歳児
保育での楽しみ方
- 指で丸を作り、めがねの形を表現する
- 腕を広げてとんぼになりきる
- とんぼの製作活動をする
歌ったあとに戸外へ出て、とんぼを探してみるのもよいですね。
8. まっかな秋
秋の自然や色彩に目を向けられる歌です。
赤く色づいた葉や木の実など、身の回りにある秋の色を見つける活動につなげられます。
おすすめの年齢: 3〜5歳児
保育での楽しみ方
- 散歩で赤いものを探す
- 落ち葉の色や形を観察する
- 赤や黄色、茶色の絵の具で秋の景色を描く
歌をきっかけに、子どもたちが見つけた秋の発見を共有してみましょう。
9. もみじ
秋の深まりを感じられる、情緒豊かな歌です。
落ち葉や紅葉に興味を持ち、季節の移り変わりを感じる活動に適しています。
おすすめの年齢: 3〜5歳児
保育での楽しみ方
- 紅葉した葉っぱを観察する
- 手をひらひら動かして落ち葉を表現する
- 折り紙や絵の具で紅葉を製作する
ゆったりとした雰囲気で歌い、秋の自然の美しさを感じられる時間にしましょう。
10. 山の音楽家
さまざまな楽器の音や動物の表現を楽しめる歌です。
音楽への興味を広げたり、リズム遊びを取り入れたりしたいときにおすすめです。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- 楽器を演奏するまねをする
- タンバリンや鈴などを使って合奏する
- 動物になりきって体を動かす
楽器を持つときは、安全な素材や年齢に合った大きさのものを選びましょう。
11. くだものれっしゃ
秋の実りや食べ物に親しめる歌です。
果物の名前を知ったり、食べ物への興味を広げたりする食育の導入にも活用できます。
おすすめの年齢: 1〜5歳児
保育での楽しみ方
- 果物のイラストを見ながら歌う
- 好きな果物を発表する
- 果物のカードを使って列車ごっこをする
りんごや柿、ぶどうなど、秋においしい果物の話題も取り入れてみましょう。
12. こぎつね
動物の姿やしぐさを想像しながら楽しめる歌です。
秋の森や動物への関心を深めるきっかけにもなります。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- 手で耳を作り、こぎつねになりきる
- 動物の動きをまねする
- きつねが登場する絵本と組み合わせる
歌の雰囲気に合わせて動きを考え、表現遊びへ発展させてもよいでしょう。
13. まつぼっくりやどんぐりを使ったリズム遊び
歌に合わせて秋の自然物をイメージしながら、リズム遊びを楽しむのもおすすめです。
実際の木の実を使う場合は、誤飲の危険があるため、年齢や発達に応じて十分に注意しましょう。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- 手拍子でリズムをまねする
- 保育士のリズムを繰り返す
- 大きい音、小さい音を聞き分ける
歌うだけでなく、音をよく聞く活動を取り入れると、音楽遊びの幅が広がります。
14. シンデレラのスープ
ハロウィンや秋の行事に向けて、歌やごっこ遊びを楽しみたいときにおすすめの一曲です。
少し不思議な雰囲気を楽しみながら、想像力を膨らませることができます。
おすすめの年齢: 3〜5歳児
保育での楽しみ方
- 魔法使いやお料理屋さんになりきる
- スープ作りのままごとをする
- ハロウィンのごっこ遊びにつなげる
怖さを感じる子どももいるため、安心して参加できる雰囲気を大切にしましょう。
15. おばけなんてないさ
おばけをテーマにした、子どもたちに親しみやすい歌です。
ハロウィンの季節に、おばけを題材とした絵本や製作と組み合わせて楽しめます。
おすすめの年齢: 2〜5歳児
保育での楽しみ方
- おばけのポーズをして歌う
- おばけの製作をする
- おばけになりきって表現遊びをする
おばけが苦手な子どもには、かわいいおばけのイラストを見せるなど、安心して楽しめる工夫をしましょう。
年齢別!10月の歌の選び方
0歳児
ゆったりしたテンポで、保育士の歌声や動きを楽しめる曲がおすすめです。
- どんぐりころころ
- 大きな栗の木の下で
- とんぼのめがね
歌に合わせて体を揺らしたり、保育士が手の動きを見せたりして、心地よく音楽に触れられるようにします。
1歳児
簡単な手遊びや、繰り返しのある歌を取り入れましょう。
- まつぼっくり
- きのこ
- 大きな栗の木の下で
保育士のまねをすることを楽しみながら、少しずつ自分でも動きを表現できるように援助します。
2歳児
言葉やリズムに興味が広がる時期です。歌に合わせて体を動かしたり、身近なものの名前を覚えたりする活動がおすすめです。
- どんぐりころころ
- やきいもグーチーパー
- とんぼのめがね
- おばけなんてないさ
子どもたちの好きな歌を繰り返し取り入れ、自分から参加する楽しさにつなげましょう。
3歳児
歌の内容をイメージしながら、手遊びや表現遊びを楽しめるようになります。
- やきいもグーチーパー
- 虫のこえ
- 山の音楽家
- シンデレラのスープ
動物や虫になりきったり、友だちと一緒に歌ったりする経験を大切にします。
4歳児
歌詞の意味や季節の自然にも目を向けられるようにします。
- まっかな秋
- もみじ
- 虫のこえ
- 山の音楽家
歌をきっかけに、秋の自然を観察したり、楽器を使った合奏をしたりするのもよいでしょう。
5歳児
歌う楽しさに加えて、友だちと声を合わせることや、表現を工夫することにも挑戦できます。
- まっかな秋
- もみじ
- 虫のこえ
- 山の音楽家
歌詞の情景を想像しながら歌ったり、楽器を組み合わせたりして、子どもたちの主体的な活動につなげます。
※年齢はあくまで目安です。子どもたちの興味や発達に合わせて選んでください。
10月の歌を保育に取り入れるポイント
1. 朝の会や帰りの会で歌う
毎日の生活の中に季節の歌を取り入れると、子どもたちが繰り返し楽しめます。
朝の会では元気な手遊び歌、帰りの会ではゆったりとした秋の歌など、時間帯や子どもたちの様子に合わせて選びましょう。
2. 散歩や自然観察と組み合わせる
どんぐりや落ち葉、虫などを実際に見つけてから歌うことで、歌の世界がより身近になります。
「どんぐりころころを歌ったね」「この葉っぱは何色かな?」と声をかけ、子どもの気づきを受け止めましょう。
3. 製作活動につなげる
歌を楽しんだあとに、歌に登場するものを製作するのもおすすめです。
- どんぐりころころ:どんぐり製作
- きのこ:きのこの壁面製作
- とんぼのめがね:とんぼ製作
- おばけなんてないさ:おばけ製作
- まっかな秋:落ち葉を使った製作
歌から製作へつなげることで、季節への興味や表現する楽しさが広がります。
4. 子どもたちの好きな歌を大切にする
季節の歌を取り入れることも大切ですが、子どもたちが好きな歌を繰り返し楽しむ時間も大切です。
歌うことが苦手な子どもには、手拍子や体の動きだけで参加する方法もあります。一人ひとりが自分らしく楽しめるようにしましょう。
まとめ
10月は、秋の自然や食べ物、ハロウィンなど、さまざまなテーマの歌を楽しめる季節です。
「どんぐりころころ」「まつぼっくり」「きのこ」などの秋の歌から、「やきいもグーチーパー」の手遊び歌まで、年齢や活動に合わせて取り入れてみてください。
歌うだけでなく、散歩や製作、ごっこ遊びと組み合わせることで、子どもたちの興味や楽しみ方も広がります。
ぜひ、毎日の保育に10月らしい歌を取り入れ、子どもたちと一緒に秋の季節を楽しんでくださいね。

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